正月。

ただただ、朝から、酒を飲む。
こんな風にしていていいのか?などということは考えないようにした。
テレビも見た。
パソコンにも、殆ど触らない。

元日の深夜やっていた。今だに読めない漢字のある映画。
嗤う伊衛門 唐沢寿明と小雪と、釘付けだった。
多分相当前に、話題になった映画なのだと思いながら、

伊衛門、お岩といえば、四谷怪談。
これが四谷怪談とは、思いたどれなかった。

私的には、切腹は、「日本で一番長い日」が基本。
あの尋常でない血しぶきは、映画的にリアルだ。

ただ、私には、あの秘めたる剣術の腕はない。
顔の皮を一枚めくる、情念もない。

 かれらもまた、あの、朽ち果てた屋敷にひそおりともしていない。
二人が優雅に、車に乗っていたもん。CMで、


一富士(ふじ)、二鷹(たか)、三茄子(なすび)四扇(おうぎ)、五煙草(たばこ)、六座頭(ざとう)

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