銀塩

新聞報道で、Nikon銀塩カメラからの撤退を表明したらしい。
銀塩といっても殆どの人は知らないと思うが、ようは、フィルムを使った普通のカメラのことだ。
売上ベースでフィルムカメラは、2%という。



いまや出版業も、トンボつきの版下に、写真を張り込んでレイアウトするなどということはなくなっているようで、Macとマウスで作業をしているらしい。


インターネットユーザーが、CMSというときには、ブログシステムなどのコンテンツマネージメントプログラムのことを言うが、このような業界の人たちは、カラーマネージメントシステムと理解する。


ディスプレイで見る色は、RGB。印刷物の色は、CMYKで表現される。この似て非なるものどもをてなづける技術をカラーマネージメントという。


フィルムカメラ時代。写真といえば暗室が必要だった。赤ランプのともったくらい部屋で、目を鳴らして作業する。酢酸臭のする、不思議な雰囲気の部屋で、錬金術師のように振舞う必要があった。


 つまり、あの魔法空間が、地上から姿を消しつつあるということだろうか。


写真の歴史は、それ程長くはない。また、長期に(何百年も)、良い品質を保つ事が出来るものでもない。しかし、フイルムは、確かに存在する モノ。デジタルカメラの記録は、仕掛け だ。
 ある条件が成立しないと、存在もわからない。


デジタル写真が複製力?を獲得した理由はここにある。インターネットなどの川に産卵されると、無限の複製を生み、その中の、どれかに仕掛けがあれば、それは、生存しうる。


 時代は変わったのか。


銀塩のおもしろさを知っている人は、やっぱ、オタクよばわりされんのかなぁ