煩悩

f:id:tenman:20090105105921j:image
wikipedia:煩悩

煩悩の根源

すなわち物事の正しい道理を知らないこと、十二因縁の無明が、最も根本的なものである。

1月3日ぐらいから、ネット上で、IPA職員の情報漏えいが話題の様子。



1月4日IPAが 「 IPA職員の私物パソコンによる情報流出について 」という見出しで、その事実を認めている。


その職責と、内容が鮮烈なためか、話題になりまとめサイトも簡単に見つかる。



産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター主任研究員 高木浩光 さんは、ファイル共有ソフトについて、このような見解を述べている。

高木浩光@自宅の日記 - 北海道新聞の記者がWinnyを使って流出ファイルを入手したことを公言しているが自分のやっていることがわかっているのか








このIPA職員は、2000人の難関を勝ち抜いて、この独立行政法人に入った人らしい。
高木浩光さんの書いているようなことを、理解できないことはないだろう。

ただ、流出した本人のものらしい本棚を見て、そのような人間の本棚が、近くの本屋にもありそうな本でうずまっていることにも、驚きを感じた。


両親の写真など、漏洩に直接関係のない人の写真も、公開されている。
むごたらしさを感じた。
しかし、専門家として、そのようなことを予見していなかったのか不思議でならない。



htmlにせよphpにせよ、独学で世の中に貢献したいと思っている人たちは、彼らの「教え」ひっそりと学んでいたはずだ。

脆弱性やプライバシーの問題を積極的に論じる彼らのアッパーグラウンドと、結納写真と、オンナの写真を同居させてしまうどろどろのアンダーグラウンドは、WEBをうすっぺらいモノにしていくんじゃないかとおもう。


彼の場合、「専門知識は、煩悩に勝てなかった。」と言うだけではなく、彼なら、十分予見出来、また、十分予防策をとることができる能力を持っていたはずなのに、「それをしなかった。」


反省の言葉じゃなくて、本音を聞いてみたい。




「IPAとして慙愧に堪えない」--仲田理事が会見で職員の情報流出事件を説明 - CNET Japan