html と PDF
PDFの関心高そう
htmlとPDFは、比べちゃいけないほど違う。
自転車と自動車を比べるようなもの。もちろん、htmlは自転車。
ただ、見渡す限り自転車で埋め尽くされた路上を、自動車で走るということは、快適とばかりはいえないだろう。
下書き保存の中に、だいぶ前の、PDFのメモを見つけた。
htmlを自転車とすれば、webは、自転車のために形作られた世界で、自動車のことは考慮されていない。自動車の走行が可能なのは、単にその世界が、何も拒まないからだ。
だから、htmlとPDFは、これまでいろいろと比べられたりもしてきた。
インフラも整い、高速走行が出来るようになってくると、車のほうが魅力的に見えるのは当然の成り行きかもしれない。
でも、htmlを生み出したSGMLは、兵器マニュアルの管理用に考えられ、通常のアプリケーションが時代の流れや、開発元の都合で、簡単に使えなくなってしまう事から、そのようなものに左右されず長期間使い続けられるものとして、考えられたという
いわば、テクノロジー不信から生れ落ち、その子がhtmlということになる。
だから、高度で先進的で独自のものを、webは受け入れにくい。
WEBは、例えば、モンゴルの平原を、何億台もの自転車が、土煙を上げながら、ヌーの群れのように走っているイメージなのかも
2008の下書き ちょっと古いかも
PDF 1.7がISO 32000-1として国際標準化 | エンタープライズ | マイナビニュース
国際標準化機構 (ISO : International Organization for Standardization)は7月2日、Portable Document Format (PDF)がISO 32000-1として標準化されたことを発表した。
wikipedia で PDFを調べてみると
ユーザビリティに関して世界的に影響力を持つヤコブ・ニールセンはPDFについて、「オンラインの閲覧用に使ってはならない」と結論づけている
とある。
ヤコブニールセンの和訳サイトから、PDFに関する発言を拾ってみた。
PDF: 人間が消費するには不向 – U-Site
PDFショックの防止にはゲートウェイページを – U-Site
ウェブページ以外のドキュメントは新しいウィンドウで開こう – U-Site
ニールセンは、PDFをwebで使う場合には、
PDFに対する直接のリンクを行わず、ゲートウェイページを設けてそれにリンクする。
検索エンジンに、PDFがフォローされないような対策を採るべきだ。
ということのようだ。
弱点があるにもかかわらず、ウェブサイトで PDF が使われているのは、たとえ使いやすさが損なわれようとも、掲載しやすいからである。基本的に、コンテンツ提供者は、ウェブに適したフォーマットに情報を変換する手間を惜しんで、経費の節約を取る。
末端のパブリッシャーが、コストを抑えようとすることは、当然で、その結果がそのパブリッシャーに帰するのも当然の成り行きです。ただ、どれだけのメリットを捨てているかは、わかるようになっていたほうがいい。
知ったかぶりをしていると、損をするので、調べてみた。
PDFの源流は、postscriptにあるようです。PDFファイルは、htmlよりはるかに、さまざまな分野で利用できるファイル形式です。
印刷物の入稿にも、図面を配布したり、複数の図面をひとつのファイルにまとめたり、しっかりとした地位を持っています。
フォントを埋め込んだり、画像だけでなく文字列も埋め込むことが出来、ビューアは、検索機能も持っています。
PHP等のスクリプトから、PDFにアクセスしたり、PDFを作成するといった情報も増えてきているように思います。
404 Not Found.pdf
のプラットホームで利用できる。
gmailでPDFを閲覧できるようになった。
時間のかかるAdobeviewerは、使わないらしい。
グーグル、GmailのPDF表示機能を強化--ダウンロードせずに閲覧が可能に - CNET Japan
ウェブ上のコンテンツとして、PDFを見ると
PDFは、読み込みに時間がかかる。
ドキュメントの内部が見えない。
壊れていることもある。
等が嫌われる原因だと思う。
この辺の問題が解消されるなら、
PDFのページサムネールをhtmlのイメージとして表示する事で、そうとうPDFは使えるようになるのではないかと思う。
pdfの指定したページをjpgなどに変換するのは、PHP で pecl imagick が使えれば、簡単に出来ます。
私は、かねがねPDFのリンクには不満を持っていましたが、「オンラインの閲覧用に使ってはならない」とまで、言われているとは思いもよりませんでした。
ニールセン氏のwebサイトでの(日本語のリンク中に)PDFへの言及は、残念ですが、2005年まで
その間、YouTubeのサービスは、その年の12月に始まり、2007年には、Ajaxが話題になりました。
ありふれたwebサイトでも、サーバサイドの言語を使い、非同期通信を使うのは、珍しくありません。
ウェブサービスとして、PDFを作ることも出来ます。
ブラウザも、当時とは変わってきています。
インフラも、2005年とは、変わっています。