8月17日 松島
仙台の
松島海岸駅にほど近い、瑞巌寺の参道前に、五大堂という松島を象徴する 小島に建つお堂がある。
この瑞巌寺へのまっすぐな参道の延長線上の海上に、灯篭が流れ、花火が上がる。
五大堂縁起
平安時代初期の807年坂上田村麻呂がこの島に毘沙門堂を建て828年、慈覚大師が瑞巌寺の前身・松島寺を建てて、ここに五大明王を祭り、五大堂と呼ぶようになった。
現在の建物は、1604年、伊達政宗が紀州(和歌山県)の名工鶴衛門家次に命じて建立した方三間の宝形造りで、四方に勾欄付の縁を巡らし、正面に向拝をつける。
内部に重厚な家型厨子を置き、五大明王像を安置する。
有名な蚕股の彫刻など、雄健な桃山建築として、国重要文化財に指定されている。
五大堂から、松島灯籠流し花火大会の花火打ち上げ用の台船がみえる。
51年目らしい。
平日にもかかわらずに、瞬発的な輸送力に乏しいこの町に、多くの人が集まり、この町は、花火の後は、ひどい混雑になる。
花火会場に近い有料駐車場に車を止めた人も、道路を埋め尽くさんばかりの人波に、車を出せない姿が、そこらここらにあった。
一番遠い無料駐車場に止めた私は、総合的には、ラッキーだった。