ブログミニマリズム


plaintxt.orgは、wordPressの次期デフォルトともうわさされる Sandboxというテーマファイルを配布している

サイトの副題は、「Minimalism in blog design, an experiment」日本語だと、


試行:ブログデザインにおけるミニマリズム」といったところ

ミニマリズムとは

wikipedia:ミニマル

ミニマリズムとは美術・建築などの造形芸術分野において、1960年代のアメリカに登場し主流を占めた傾向、またその創作理論であり、最小限(Minimal)主義(ism)から誕生し、必要最小限を目指す手法である。

美術の分野においてはミニマル・アートとも呼ばれる。主な作家としては、フランク・ステラ、ダン・フレイヴィン、ソル・ルウィット、ドナルド・ジャッド、ロバート・モリス、カール・アンドレなど。この語は1965年にリチャード・ウォルハイムが発表した論文「ミニマル・アート」に拠っている。

ワードプレステーマサンドボックス Sandbox

wordPressテーマとしての、Sandboxは、別にテキストだけしかかけないようなテーマというわけではない。

Sandboxテーマの特徴は、主にクラス属性の動的な配置にある。


視覚表現のレイアウトなどの構造指定と、色、文字サイズ、装飾表現をおそらく大抵は分離しながら、プリセットされたクラス属性に合わせて、視覚的な指定をすることで、より安定したスタイル指定を、行うことができるように考慮されたテーマです。(あくまで私が思うだけです。)
また、wordPress.comというブログサービスでの、有償サービスとしてのブログカスタマイズ機能のためのテーマということもできると思います。

片方では、出力htmlから、コンピュータが意味を理解するための、セマンテクスと、クラス名の標準化で、視覚的な制御をしやすくする両方の狙いが見えます





難しそうに、よくわからないやつが説明すると、なおわからなくなると思うので、コードです。
例えば

<body class="wordpress y2009 m09 d24 h11 home blog loggedin"> 

というクラス属性を自動的につけるわけです。
(....これだけ書いたほうがわかりやすいということが、ミニマリズムか )



wordPressを使ってみたことのある人なら、誰でも感じたことがあるように思いますが、
「表示までに時間がかかる」とよく言われます。

その理由にひとつが、bloginfo("etc");などといった、ブログ独自の関数をテンプレート内で、何度も何度も呼び出すという点がよく指摘されます。
一方で、それらの関数ゆえに、いろいろな機能を、プログラムの修正なしに簡単に使えるわけですが、このような機能は、どちらかといえば、サイト管理者のために用意されている機能で、ユーザのためというわけでは必ずしもありません。

何でも、(サイトの構築や運用を)自由にできちゃうための代償というのが、大きくなっていて、「htmlを知らない人でも、すごい事ができる。」機能を重視した世界には、そぎ落とすべきものが、あるのかもしれません



WEBデザインは、ハイパーリンクという、操作する部分をコンテンツの中に持っているため、特殊ですが、何気なく使っている「表現の内実」を問い直してみることも アリ

コードサンプル

<div id="post-1501" 
class="hentry p1 post publish author-admin category-theme untagged y2009 m09 d23 h13"> 

<h2 class="entry-title">theme sandbox</h2>
 
<div class="entry-content"> 
<p>テーマsandboxは、functions.phpに属性記述のための関数を持ったユニークなテーマファイル。</p> 
<p><a href="http://www.plaintxt.org/themes/sandbox/" onclick="this.target='_self';" onkeypress="this.target='_self';">plaintxt.org</a>が開発している。</p> 
<p>あらかじめ予定されている属性名を、htmlタグに埋め込んでいくことで、ユーザーは対応するclassを指定して、視覚表現をシンプルに実現できるようになっている。</p> 
<p>カラムやヘッダ、フッタなどの全体の視覚レイアウト構造と、配色部分を分離することで、配色とレイアウトを個別に変更することが簡単にできるように、準備する。</p> 
<p><a href="http://ja.blog.wordpress.com/2009/08/24/new-theme-sandbox/" onclick="this.target='_self';" onkeypress="this.target='_self';">Sandbox 1.6.1</a><br /> 
<a href="http://ideasilo.wordpress.com/2006/08/17/sandbox-theme/" onclick="this.target='_self';" onkeypress="this.target='_self';">Sandbox 1.2</a></p> 
 
</div> 

備忘

実際問題このsandBoxテーマファイルを利用していこうとした場合、環境によりちょっとした問題が発生しそうなので、疑問に思うところを、メモに残します。

カテゴリや、スラングに日本語を使う(当然のことなのですが)事によって問題になる事柄

このテーマが持っているクラスは、日本語をURLエンコードしてクラス名に割り当てる。

このことにより、CSS文法違反が発生する。
(%は使えない)

回避策

  • 単体のwordPressは、カテゴリスラッグやタグを変更できる(2.8.4)
  • MUは変更できません。(2.8.4)
  • テーマの、functions.phpにクラスファイルを持っているので、idなどの値に変更しても、バリデーションサービスを誤魔化す事はできそう。
自分的には

クラス名に、日本語を使っているhtmlは、みませんが、URLエンコードはよく見る。タイトルをURLエンコードして、長いURLを作ったり、cssにクラス名として配置するのは、国際化のための安直な便法といえる。

もう一方で、htmlのクラス属性を学んだ時、クラス名を、redなんかと命名してはいけないんじゃないか、意味を含んでいるべきで、alert だろう。みたいな事を散々考えながら、htmlに接してきた。

そういう観点で考えると、idだったら文法上認められるからOKとはいえない。

人様に声高く申し上げることでもない、そっとその観点を捨てずに置いておこうと思った