朴島(浦戸諸島)

ケータイが接写になっていて、ちょっとピンボケ

朴島へ行ってきた

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塩釜と、浦戸諸島を結ぶ交通機関として、塩釜市営汽船がある。
観光船と異なり、ちょっと風情があるのがいい。

以前にも汽船に乗船したことがある、「お気に入りです。」


浦戸諸島の春の風景は、いわゆるフーテンの寅さんの映画に出てくるような独特ののどかさを感じさせてくれる


この島は、今では、地元野菜となってしまった。仙台白菜の種子の隔離栽培地で知られ、今では、最も遠い朴島に、その面影を残します



種苗店が栽培する種子をとるための、本物の 菜の花畑がそこにある




菜の花が、どうして白菜になるのか?

人に聞くことのできない。長年の疑問を、島のガイドの人が説明してくれた。

8月に植えた種は、結球して白菜となり、9月中旬に植えた種は、結球せず菜の花になり、種子を収穫するのだそうだ。




この島は、ほんとに小さな島で、車は、多分ない。というか、車が走れる道路がない。イチメータ程の通路を、ほぼ選択の余地なく山に登っていくと、菜の花、受粉用のミツバチの箱がみえる



船を下りるときに、船員に「帰りは、4時半だよね」と尋ねた。

船員は、「2時というのもありますけど」と、少し引きつったような表情で答えた。


正直、「今1時30分だろ、塩釜から、一時間弱もかけて、船でわざわざ来て、30分で帰るやついるわけねぇじゃねえか」と少し腹を立てた、


こんどは、ガイドらしいおじさんが「こちらのお客さんは、2時で帰る人たちですか?」と聞いてきた。


今ここに見える人影は、いま下船したばかりの、20人ほどの人影だけなのに、「なに考えてんだ」


しかし、山(丘)に登る5分ほどの間に、ここはみんな2時の船で帰る場所なんだと、景色から悟った。



あの船員は、「いいやつ」なんだと 思い直した




のどかで、暖かく、とろんとした風景を楽しみながら、小さなたびを終えた。