ほぼ日とWordPress
私は、ほぼ日刊イトイ新聞というホームページが好きで
たまに気が向くと読んだりしています
私は、WordPressの公式テーマを作ろうと思い立って
もう一年以上も、このたった二つのテーマを書き続けてきました
最初は、htmlのテンプレートを作るのなんかは、簡単な事だと思ってその気になったわけです。
このテーマファイルを使って、WEB制作の基本になるフレームワークにしたいと思っていました
WEBページの制作は、作るものにあわせて1から作って、また、1から初めての繰り返しです。
色の調整をするにも、何十箇所もあるスタイル指定を延々と調整し続け、挙句には、自分の作ろうと思ったイメージがどこかに吹き飛んでしまったりして、最後には、なんで、こんなに苦労した挙句に、こんなものが、、、
Raindropsというテーマでは、色を1色決めて、暗いとか明るいとか、選択するとぽっと一丁あがりというテーマを作ったわけですが、
自分の道具としては「使えないもの」になってしまいました。
そこそこいい感じでも、どこか不満が残りました
WEBページは、記事だけでなく、リンクが必ずあるので、いってみれば、テレビに映る画面と、リモコンも一緒に書かなければいけません。
次に自動的に作った配色を、管理画面からカスタマイズできる仕組みを作り始めました
出来上がると、自動化でスタイルルールの詳細度が高めになってしまい、スタイルルールを反映させるのに、かなりのテクニックがいる
スタイルの詳細度を、下げる 作業を始めるが、ゴールはまだ見えません
絶対に投げ出さないという気持ちと、コンテンツにあわせて作るのが本当なんじゃないの という気持ちが混ざり合っている時 ほぼ日をみていて
大事にしているな とか 伝わってくるな という言葉が思い浮かびました
あの、最大でも25文字幅は、読みやすくて疲れない。
コンテンツが必要とするものを妨げないテーマを作っていかなければいけないと思っている
以前から文庫本の一行の長さぐらいが読みやすいのかな などと 考えてもいましたが、そういうことをうまくサポートできるようにしたいな、などとも考えて
投稿画面にホタンを追加してみたり、ショートコードを作ったりして審査に出したが、「そういう機能は、テーマファイルでやることではないので、プラグインで対応しなさい」などと一蹴されたりもした。
確かに、テーマを変更したら、コンテンツが台無しになるような機能は、付けるべきでない等と、合点した。
英語が出来ないので、レビューアーからのメールは、理解するまでにとても時間を要したし、
英語で、自分の考えを伝えられないのであれば、英訳ボランティアを探すべきだとも言われた
とにかく、諦めないと考えて、ドンドン審査に出し続けた。
ある時、あなたのやりたい事が理解できたと言われ、それならば、こう書くべきだ。
というアドバイスをもらったりもした。
どんな場合でも、返事は来て、審査を行ってくれた
正直それは、驚きだった
あるレビューアーは、ダメだしをして、数時間後に変更したものを提出すると、翌日ぐらいには、またダメだし、という戦いのような更新が一月近く続いた事もあった
それは、ある緊張感の欠如したCSSレベルの不具合で、バッタリとレビューが途絶えた
私は、それを今も、一つのメッセージだったと思っている
バグや、改良すべき部分は、いまだにあとを絶たない
幸運な事に、このテーマを使ってくれている人もいる。
I love Raindrops なんて言われると、少しだけうれしい
今日審査に出した最新のRaindropsは、それぞれの投稿毎に、レイアウトや配色パターンを変更できる機能を追加しました。
もちろん自分用のスタイルの登録も出来ます
私は、Raindropsのテーマの説明を「試行錯誤できるWordPressのためのテーマ」としています