WordPress Theme Raindrops 1.253-1.254

昨日、Raindrops1.253がライブになりました。



wp_nav_menu()のサブメニューの動作がうまくいかない。という問題の、現時点での最終的な変更を行いました。



ユーザーの中には、カスタムメニューを、全く操作することなく、フォールバックのページメニューを使い続ける人が、無視できないほど存在する。



WordPressの利用になれてしまうと、そのような場面を想定する事を、いつの間にか忘れてしまう。



キーボードアクセスと両立させようと、細かくスタイル指定をチューニングしていく過程で、フォールバックメニューへの対応が欠落してしまっていることに気づかず、あれこれ対応を検討しましたが、最終的にはフォールバックメニューを使っていることを検知したら、(カスタムメニューの登録が0だったら)、キーボードアクセス機能を停止させる。という事にした。




原因のつかめないまま、ユーザーのWEBページと、自分の環境で共通して動作するスタイルを模索して、何十時間もかけて答えの見えない 対策(?)を行ってきたが、これにやっと決着をつけることが出来そうです。



原因を把握できないままに行う、なんちゃって対策の徒労は、単に 「原因に気づかない」ことから生まれる。



「気づくことが出来ない」という私の能力に直結したこの問題は、 多分これからも 間違いなく私に 試練を与えるんだろうなー と思う、 私がこのテーマのメンテナンスを行うという事は、ほとんどがこの問題への挑戦といってもいいのかもしれない。


相変わらず、私は 無能だ。




1.253では、クイックキャッシュというプラグインの日本語化を始めた。1.253では、管理画面周りの日本語化を中心に行った。



このプラグインは、Raindropsテーマのサイトなどでも使用しています。簡単で、便利なプラグインなので、1.250で、テーマにプラグインインストーラを付属させ、「おすすめプラグイン」と銘打って、テーマで推奨する事にしていました。



推奨するプラグインである以上、日本語環境での利用に配慮したいと思いましたが、



日本語に翻訳済みでもおかしくないほど有名なプラグインなのに、なぜ、日本語化されていないのだろうと不思議に思った。



確認してみると、translations というディレクトリに、pot ファイルがあるだけ、いわゆる languages ディレクトリも存在せず、「翻訳は、自前で」という超、硬派なプラグインだった事に、今更びっくりでした。



このプラグインの、使用方法を記したWEBページは、たくさん見つかるのに、日本語化に関する記事がなかなか見つからないのは、こういう事だったのかもしれません。



いくつかのプラグインのレビューページで、無料版は、ブラウザ毎のキャッシュを作れませんと書いてありましたが、そんなこともなさそうで、(このプラグインは、このプラグイン用のプラグインが作れるので)



興味のある方は、iphone,androids用にキャッシュを準備する を参照してください。



テーマに翻訳ファイルを置いて、管理パネルぐらいは日本語でという程度のレベルで、日本語化をしました。



そんなことをしていると、「クイックキャッシュは、名前を変更して ZenCacheになりまーす」なんて、プラグインアップデートでアナウンスがー、、、



「おすすめ、、、、」なんてのを、増やすとメンテナンスが、飛躍的に複雑になるんですが、、、



「 労力がかかるという理由で、やるべきことをやらないなら、テーマのメンテなんてやめればいい。」と、心の中でささやく言葉が聞こえるので、いまは、「 じゃやっときます 」と答えるほかなかった。





1.254に向けてのメンテを行っています。




1.254では、表面的な変更はほとんどありませんが、内部的には、大きな変更にチャレンジしています。




Raindropsは、htmlソースに 大量のインラインスタイルや、インラインスクリプトが埋め込まれていますが、これらの動的なスクリプトと動的スタイルの大半を、外部ファイル化するという変更です。




これが、どれぐらい怪しく、危険な変更なのかあなたなら理解してくれますよね。




どうやって、外部ファイル化するのか?




きわめて、ローテク、斬新な方法一切なし、次のアップデートをお楽しみにー


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