WordPress Theme Raindrops1.256
昨日、Raindrops1.256 がライブになりました。
今回の変更は、これまでヘッダーに埋め込んでいた style 、フッターに埋め込んでいた javascript の 外部ファイル化です
カスタマイザーや、投稿画面から指定したスタイルを、特定のページだけに反映したりする作業を自動的に反映させるのは、テーマにとってかなり大きな変更で、個別の利用環境の中で(例えば、チャイルドテーマを使っているとか、ユーザーのカスタマイズとの干渉)想定外の事件が起きる可能性がありました。
昨日、630個程のテーマのダウンロードが完了して、サポートフォーラムに動作しないよ なんて指摘があるのではないかと、戦々恐々としていた。(だめなら、大抵6時間以内に誰かが突っ込んでくるので、、、)
クレームがつかず、今少し安心している。
自分のサイトで、アップデートの確認をしていると、大きな事件ではないけれど、それなりに改善すべき点がいくつか出てきた。
例えば、おすすめプラグインを自動実行している最中に、テーマが非アクティブになった場合の挙動に問題(マルチサイト)が出たりしたが、改善可能な問題に見えるので、次のアップデートの課題にしようと思っている。
Raindropsの1.250以降のアップデートの主なターゲットは、日本語ユーザーで、プラグインをカスタマイザーから自動的に起動できたり、それらのプラグインが日本語環境で使えるように、本来プラグインが持っているべき翻訳ファイルも、テーマ側でプラグインの翻訳機能を持たせたりしました
通常だと、翻訳ファイルは、プラグイン作者に送付して、プラグインに日本語用のファイルを付属させてもらうというのが一般的ですが、このようなことをしようとすると、プラグインの翻訳項目をすべて網羅する必要がありますが、
テーマ制作+完全な翻訳は、能力的にも、時間的にも困難で、オプションページなど主要な部分の翻訳が精いっぱいで、このようなことから、テーマに付属させるスタイルになりました。
現在 おすすめとしているプラグインは、パンくずリスト、ページナビゲーション、キャッシュプラグイン、イベントカレンダー、スライダープラグインと、WordPressでウェブサイトをこれから始めようとする人が一度は検討すると思われるプラグインで、初心者の方でも、テンプレートの改造などを行わずに、簡単に機能を実装でき、また、機能についても日本語で理解可能にするという事に重点を置いていますが、
一方では、そのような機能を必要としないパワーユーザー向けには、これらプラグインの機能は、すべてフィルタやアクションで、追加されるので、テンプレートには、プラグイン関数を含まず。
ファイルを削除しさえすれば、Raindropsの機能だけを使う事も出来るように配慮しています。
また、今回のスタイルの外部ファイル化は、htmlソースに対しても相当気を使う、埋め込みCSSを嫌う人たちにも、受け入れてもらえるのではないかと思っています。
ユーザーなくして、テーマは成長することが出来ません。
もし、このテーマを使ってみたり、テーマに対する意見を持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひお聞かせください。
日本語環境で、Raindropsテーマを使っていただくケースもだいぶ増えてきて、新しいサイトが毎日のように生まれていることを実感できるようになりましたが、
日本語ユーザーで、Raindropsテーマのレビューを書いてくれている人は、まだほとんどいません。
そのような人が現れることを、心待ちにしています。