WordPress Theme Raindrops1.277
昨日、Raindrops1.277のレビュー申請を行いました。
このところ、wordpress.org のテーマディレクトリは、サイトのリニューアルが行われ、これらの作業の関連か、申請からレビューまでの待ち時間が大幅に伸びつつあります。
定期更新のテーマが、130ぐらい滞留したのをピークに、現在は70程になり、少し落ち着いてきたようなので、アップデートしました。
今回の更新は、言語にフォーカスしています。
日本語環境での利用で、元号を使った日付表現の設定が可能になりました。(カスタマイザーのドキュメントの項目から、)
また、日本語と日本語以外(ブラウザの言語設定に依存)の表現を可能にする、CSSクラスを追加しました ( この機能は、実験的なものです )
RTL言語用のスタイルシートを追加しました。
その他にも、レスポンシブ設定でヘッダー画像が二段階に表示される問題を、現時点で可能な限り修正したり、
フッタテキストをより簡単にカスタマイズできるように修正したり、細かな修正を行ってもいます。
今回特別大きな変更として、外部化していたスタイルシートを、ヘッダー内に埋め込むように変更しました。
1.265で外部ファイル化し、「より望ましい形になった」ぐらいに思っていたのですが、実際に外部ファイル化してみるとやはり問題が見えてきて、また、戻すことにしました。
一番大きな問題は、パフォーマンスに影響を及ぼす点でした。
詳細は、テーマの改善方針の誤りについてを見てください。
他にも、プラグイン等の影響によって、外部スタイルが404になったり、トップページにリダイレクトされる問題も、散見されたりしました。
このようなことから、デフォルトの設定は、スタイルをヘッダーに埋め込む形に戻しました。( 外部ファイル化する事も、設定の変更で可能です )
外部ファイル化するために、template_redirect を使ったわけですが、この機能は、デフォルトテーマや、プラグイン(例えば、jetpackのCSS Editor等、)を含め様々な場面で使用されています。
サイトの応答速度に影響を与える事があるかもしれません。
アップデートは、必ずしもユーザーに、「良くなった」と実感させられるかどうかは、解かりません
翌日からだれも見向きをしてくれなくなる事もあるでしょう
更新には、勇気も必要です。こんかいも、ビビりながらのアップデートになりました。