WordPress Theme Raindrops1.278-1.280

先日 Raindrops1.280のレビュー申請を行った。


Raindrops1.278の申請中に、いくつかのバグが見つかったためです。


Raindrops1.278は、概要文の見直し柔軟なサイトタイトルの表示の変更のために、いくつかのアイディアを絞り出しました。


概要文の見直しのメインは、htmlを含んだ概要文の出力が可能になったという点です。


htmlをキープした状態で文字列を取り出しその文字列の長さが一定のところまで表示し、html要素は補完してやるという仕組みです。


html in excerptと呼んでいるこの機能を使うメリットは、概要文で google fontsが表示できたり、画像などを含めることが出来るという点で、よりコンテンツの内容を表現しやすくなったという点です。



WordPressの、日本で制作されているテーマには、公式、非公式を含め 多くのテーマで共通した特徴があります。



それは、ループページの表示パターンです



そのパターンとは

投稿タイトル

概要文

概要文の続きを読むリンク

左側に、アイキャッチ画像が含まれていることも多いわけですが、



ループページに、概要文を掲載する事で、本文を表示するより、ページのロード時間はだいぶ短縮できます。



過去、「ワードプレスの表示は、もさっとしていて長い時間がかかる」などと揶揄されてきましたが 「 そういう部分に対する日本的工夫 」なのかもしれないと私は考えています。




Raindropsも単純な概要表示や、概要続きを読むリンクも実装し、見慣れたスタイルの実装が簡単になるのではないかと思います。

Raindropsテーマでは、表示スピードの向上のために、Quick Cache プラグイン( 改名して、zenCache )の使用をお勧めしています。


このプラグインは、テーマにインストーラがありますので、そちらでインストールして利用していただくと、最低限の日本語訳等、テーマでチューンナップが自動的に行われます。



サイトタイトルの表示変更の、最も重視した点は、google fontsを CSSクラスを記述するだけで、自動的に反映させるという機能です。位置の変更 文字サイズの変更も付加的な機能として実装しました。

Raindropsテーマは、従来より投稿内で、自由にグーグルフォントを指定する機能がありましたが、今回の修正では、@import ルールを使ったフィルタ制御で実装しました。


関連して、メインメニューのメニュー設定のCSSクラス欄にグーグルフォントのクラスを記述すると、メニューもgoogle fontsが適用されるようになっています。



今回、スクリーンショットも変更してみました。



f:id:tenman:20150326102645p:image


サイドバーに、Youtubeなどが見えますが、これは、テーマのピンナップウィジェットを使ったもので、本文に動画メディアがあれば、それも表示できますし、アイキャッチ画像や、添付画像をランダムに表示する設定もできるものです。



投稿タイトルの、色やフォントも、投稿内の投稿専用のCSSエディタと、グーグルフォントクラスの併用で、style.cssの編集などを行わずに、スクリーンショットの内容が実現できます。




ヘッダー画像内タイトルも、テーマカスタマイザーの設定を変更して実現しています。






TOP