WordPress Theme Raindrops 1.270

作日、Raindrops1.270のレビュー申請を行いました。



1.269のバグの修正、と Widget機能の見直し




普段、あまりに見慣れすぎている。Widgetを改めて見直してみました。




WordPressプラグインは、36000弱、プラグインディレクトリでホストされていますが、このうち14パーセント弱は、ウィジェットです。




プラグインの中で、ウィジェットタグを付けた最も多いわけですが、これらの中には、デフォルトのプラグインの機能を拡張したようなものも多数存在します。




デフォルトのウィジェットは、何か改良すべき余地がないのか? といった気持で、ウィジェットを眺めると いろいろと かすめていくものがあります。




例えば、カレンダーウィジェットは、今月の投稿へのリンクなわけですが、



閲覧ユーザーの中で、このように日付リンクをたどっていく人が、どれぐらい存在するかと思いをはせると、



「数字をクリックする事で、関連コンテンツを探す場面は想像しにくいもので」



やはりそういうものが、使いどころを得るためには、「イベントリスト」みたいなものでグループ化されてとか、特別な何かに関連するものでないと、使いにくそうだとか、



WordPressは、全体として成長し続け、膨大なアップデートを続けていますが、個別にみていくと、もう役割を終了したのではないかと思われるものも、見つかります。




アーカイブリスト等も、月別のリンクが時系列に並んでいるだけだったり、ドロップダウンリストも、少し古びた風貌で なにか、「 昔のもの 」といった印象でした。




私は、こんなことも見えていなかったんだな と がっかりし、また、テーマに慣れすぎていて、多くを見落としてきているんじゃないかという、憂鬱に襲われたり




多くのプラグイン開発者が、Widgetのタグをつけるのも わかるような気がしました。




このような事で、最高のものは直ぐには出来ないかもしれないが、もう少しだけ「 理由の存在するつくりのアーカイブウィジェットを作ってみようと思った 」




年別にグループ化して、各月アーカイブへのリンクを置いたものと、



月次でグループ化して各年の同月リンクを置いたものを、表示できるようにした。



年次でグループ化したものだけでなく、月次でグループ化もできるようにしたのは、



なんかのプロジェクトのアーカイブみたいな進捗と日付が関連するものと異なり、



もっと個人的な「あの夏の思い出」みたいな 日記みたいな コンテンツの場合、月次でグループ化すると意味が出てくるという事があるのではないかと考えたためです。




アーカイブを書き出す 年も指定できるようにしてみました。




ただ、ウィジェットを一つ作るのも、結構大変で、



今回作ったウィジェットは、テンプレート関数で出力したリストを、正規表現で内容を変更しているので、こういった月名や年の表現が、言語ごとに異なるものは、日本語や英語ぐらいならチェック可能でも、他の言語でも動作するかどうかといった部分は、検査ができません。




ただ、形にしない事には、少し良くなったのか、悪くなったのか自分自身でも判断しずらいので、試してみることにしました。



このようなわけで、従来の 「カテゴリ別最新記事ウィジェット」、「ピンナップ投稿ウィジェット」に続いて「エクステンデット アーカイブ ウィジェット」が追加される予定です。

archives extended widget







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