コンピュータ


僕の思いを、一言で言うなら、「レフトハンドコンピューティング。」だろう。

右腕は、利き腕だから、利き腕を使わなくて済む使い方をしたいという事。

例えば、ブログで言えば、「書く」という事にもっと、集中できるようなやり方を尊重する。

この場合の利き腕は、ライトハンドで、ブログの操作は、レフトハンドという事になる。


なぜ、オートマチックではないのか?。吉野家で、牛丼を食べたい時も。お気に入りの古いドライブインで、すき焼き定食を食べたい時も、毎日いろいろだからね。


 レフトハンドは、コンピュータの操作でも、実は空白域だと思う。

キーボードを両手で操作する人は、少なからずいる。マウスを両手で操作する人は、今のところあまり見ない。
でも、マウス二つ持って操作するという事は、あの、バーチャルリアリティの世界をパソコンに持ち込むのとおんなじなんじゃないかな。と私は思っていたりする。

でも、キーボードとマウスのコンビさえ、あんまり使わないでしょ。(、、、私だけ?)

私は、正しい丸を書きましょう。なんて時にしか使わないですが、

例えば、グーグルマップの方向キーを、キーボードから、直線的な移動を、マウスから同時に行う事ができたら、

どうなる。

だから、これからは、そういった意味でも、レフトハンドをどうするか   というのは、面白いと思っている。



学力、知識といった点で、私は、コンピュータには、遠く及ばない。

人間としてのわずかな経験も、全ての面で、人生の糧になるとも限らない。

多くの人間が、過去の経験を基にして、未来を描いて、失敗していくケースを、一度ならず見ている。

せめて、コンピュータは、人間のレフトハンドに付き従う。役に立ってくれるものであってほしい。



時々、コンピュータについて話をすると、「汗を流さないで、指先一本で、、、。」という人がいる。

私は、ものづくりの現場というのを、ごく一般の人よりは、見聞きする機会が多少多かった。

そこでは、数値制御で動作する工作機械や、故障をしたりしたら、インターネットで機械メーカーのサービスともつなげる。という装置があふれていた。

そのような機械たちを、遠くから眺めていると、時々オヤッと思うことがある。

機械には、必ず出来ること出来ないこと、出来るんだけど効率が悪い事。は明確にある。

プログラムを書き換える事で、何で?というほど効率的に物が作れることがある。

それまで、50万円だったのが、5万円になる。

小躍りするほどうれしい。

 なぜうれしいか?それは、人間が力を発揮する瞬間だから、、
 そこには、中小企業も零細もなくて、世界中の誰も考え付かないやり方で、トクベツな後ろ盾を使わないで、出来たという喜びといっていい。
 ものづくりの現場は、設備投資産業だから、精度の高い仕事の為には、精度の高い機械、精度の高い土台、温度の安定した部屋、机、工具。全てが、限界を表しちゃう世界だから、そこで面白い事という事は、とっても面白い事で、本当は、変化なんて許されていない。キビシー世界だから。馬鹿みたいにうれしい。わかる?わかんないかも、、、。

ある会社に、義務教育しか受けていない技術部長と、専門教育を受けた技術部長がいる会社があった。
部下に聞いてみた。作った装置や設計で、勉強になるのは、圧倒的に、義務教育のほうだ。と真顔で言っていた。


人に「汗」を直感させるものづくりの現場は、既に、プログラムや制御であふれかえっていて、性能の均一化を、既に、人間が超えたりなんかしながら動いている。

こんなものづくりの現場が、ライトハンドでコンピュータを使っていたら、海外移転でさえなかっただろうと思う。


コンピュータの操作が出来ないだけで、小ばかにされたり、失敗したり。押し付けられたり。

私は、そういうのを好まないから、レフトハンドコンピューティング。


最後は、愚痴になっちゃった。

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