ブログを選ぶ
今作ってる途中です・・・・・・・。
ブログは、作るというより、いろいろなものの中から、選ぶという事になる。
いろいろなブログを紹介するサイトはたくさんあるけれど、どうやって選んだらいいのか迷う事があるかもしれない。
ここで言うブログとは、
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- よく日記みたいなものといわれるブログですが、日記を書く為のツールに限定されているわけではなく、ここでは、レイアウト済みのページに、文章を書き込んでいくタイプのホームページと、考える事にします。
ブログの、運営の方法の違い。
- インストール型ブログ
- ブログには、ホームページを作るように、インターネット上のWEBサーバに、自分のホルダを作って、そこにプログラムを自分で置いて、運用する。
- ブログサービス。
- 業者や個人が、インストール型ブログを予め設置して、有料、無料サービスとして、運営しているもの。
不特定多数の人が利用する為に、ブログサービスごとに、様々な制限がある。
一般的には、iframe や、objectといったタグを制限していたり(goo hatena)問題なく利用できたり(JUGEM)
する事がある。
また、トラックバック等の受信機能なども、それぞれのサービスによって、発信元に、トラックバック先のURLの記述がない場合には、トラックバックを受信しないというものや、スパムトラックバックデータベースで、スパムを排除するなど、対応はそれぞれかなり違う。
サービスをまたいでトラックバックするような場合は、トラックバックが送信できないということもある。
ブログの種類
- wiki系
- ブログに、文章や画像などを配置する時に、「記法」と呼ばれる。独自のタグを使用するもの。
wikiは、とても種類が多い。例えば、hatenaのウクレレ記法は、
[uke:C Dm G G7 C]
こんな記述を簡単に行う事ができる。ただ、汎用的ではなく、普通のhtmlに書く事はできない。
ウクレレの楽譜を書く人は、hatenaは天国だけれども、hatenaでないブログサービスでは、せっかく覚えた記法も無駄になる事がある。
- movabletype系
- ブログに、文章や画像などを配置する時にhtmlタグを使用するもの。
htmlタグは、汎用的。タグの種類は、60-70種類程度で、それほど多くないけれども、スタイル指定などと組み合わせて使用するので、記法に比べると、複雑な記述をしなければならなくなることも多い。
- CMS系
- 複数の人で、コミュニケーションサイトを作ったりする事ができる。コンテンツマネージメントシステムの一部の機能でブログを運営する。
ブログは、一般に単純なレイアウトが多いが、ポータルサイトのように、いろいろなコンテンツが混在したり、会員登録や、閲覧条件などの指定が出来るようになっている。ブログに比べると機能も多く、プログラム自体のサイズも大きい。
- そのほか
- プログラムをインターネット上に置かないで、パソコン上で、ドキュメントを作成して、ブログを更新するもの
htmlをいろいろなツールを使わずに、自分で手書きで仕上げてしまう方法。
また、複数の方法が使える場合もある。例えば、Blogでのインストール型ブログのmovabletypeは、日常の更新は、ネット上で行い。ブログテンプレートなどについては、FTPを使って、DreamWeaberなどで、デザインの編集などを行う事ができるようになっているものもある。
ubicast等のように、ブログを、PCにインストールしたプログラムから更新できるプログラムも配布されている。
wiki系ブログとhtmlマークアップ系(CMSや、movabletype)の、使い勝手の違い。
wiki
wikiは、元々、誰でも関心があったりする人たちが、自由に書き込みの出来るある種のコミュニティ的なもので、それを、自分だけが更新することが出来るようにしたりして(ひとりwiki)一定のレイアウトに、ドキュメントを記述するようにしたもの。とにかく、激しく簡略化した記述が特徴。
実際面では、リンクなどの作成がとても簡単。Pukiwikiを玲にすると、interwiki ページ名など、自動的に新しいページを作成する機能もある。ページ名と表現すると、ページ名のリンクを作成し、そのページが見制作でも、クリックすると新規のページをすぐに編集できたりする。文章を記述する時に、注釈を入れながら記述したかったり、この用語は、別のページに詳細を書きたいといった。そういう文書を書く時には、慣れてしまうと手放せない。
入力に関して言えば、申し分がない。強いて、問題点を挙げるとすると、すべて動的なページになっている。
デザインなどを個別に入り込ませる余地がない。ページとしては無骨な感じのするページになってしまう。
通常のhtmlタグは、使えないことが多い。
movabletype
movabletypeは、静的なページをプログラムで作成する。プログラム自体は、一つなんだけれど、ブログごとに、静的なページを作成するので、いくらでもブログを構築する事ができる。Pukiwikiは、一つのコンテンツに一つのプログラムが対応している。
静的なページを作成するので、検索エンジンに登録されやすい。wikiの場合は動的なページを表示するので、プログラムに問題が発生したりすると、表示できなくなったりするが、movabletypeでは、作られた静的なページは、movabletypeのプログラムを削除しても残る。
作業性の点からすると、文章をテキストファイルに書き込んでいくようなケースでは、それほどhtmlを意識する必要はない。htmlを記述可能であれば、装飾的なレイアウトなどを自由に書き込むことも可能です。
ブログサービスの使い勝手の違い。
hatena
wiki系の記法が使える。スピーディーに文章を入力が出来る。また、htmlタグを使用することも出来る。
但し、インラインスタイル style= とタグの中に記述する事はできない。 スタイルシートに記述して、class=
id= を指定してやることでスタイルを利用することが出来る。objectタグやiframe javascriptは、使用することが出来ない。やや、とっつきの悪いところもあったが、最近は、デザインなどもいろいろ工夫で、ちょっといいんじゃないの。という感じ。
ココログフリー
niftyは、いろいろなサービスを行っているので、一概には言えないが、
http://www.cocolog-nifty.com/
http://lacoocan.nifty.com/
ココログフリーは、あまり制限がなく使える。トラックバックについても、送信側のページにリンクがないといけない。などということはない。反面最近はスパムが多い。
自分に合ったブログを選ぶ基準
自分に合ったブログを選ぶ為には、二つの視点があったほうがいいと思う。
- 運営者が、快適に更新できるか、運営しやすいかどうか?
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- みやすいページを作ろうとすると、htmlタグを使って記述したほうが良かったり、特定の記法で、簡単に、面倒な記述を肩代わりしてくれるといっても、はじめはそれを覚えなければならなかったり、多少の努力も必要なので、自分にフィットしているかどうか、ブログ選びには、必要だろう。
- 閲覧者が、見やすいと思ってくれるページで運営できるか?
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- ブログは、時系列でドキュメントを整理しやすく作られていることが多い。しかし、コンテンツを閲覧する事から行くと、時系列が大きな意味を持つ事は、近況を知りたい知人でもないかぎり、少ない。大抵は、検索エンジン経由で来る閲覧者が殆どだから、自分の提供するコンテンツが、どんな風に整理すれば一番見やすいのか、そして、そのような機能をブログがきちんと持っているかどうかという事になる。
- トレンドや環境
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- ブログサービスを利用するなら、どんな人が多く集まっているのかといった。環境。
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- 他のブログへ移行しやすいかどうか等、ユーザーへの配慮があるかどうかなど。
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- Web標準などテンプレートが、どんな書かれ方をしているのかなどもあるだろう。
ブログサービスを利用する場合。サービスによっては、ブログテンプレートを自分でカスタマイズする事ができない場合もあります。スタイルシートブログテンプレートは、選ぶ事はできますが、ページごとに変更したりする事はできないことが多いようです。
複数のスタイルのページが必要な場合は、ブログサービスを複数登録して、共通のリンクを作成したり、インストール型ブログを利用することになるでしょう。
ブログのアドバンテージを考えよう。
静的html(ごく普通のホームページと受け取ってください。)に比べて、ブログは、なにが優位なのかを意識しておこう。
ホームページを作成する為には、以前は、いろいろなプログラムをインストールしなければならなかった。
htmlを書き、ffftpといったアップロードプログラムで、ファイルをアップロードする。
更新するための、手数が、ブログだと大幅に簡略化されるということが、前提になっている気がする。
今、WindowsXPなどを利用しているのであれば、MYネットワークを使っても、FTPは出来る。デスクトップから、ドラックドロップするだけで、FTPを意識する事はない。
以前sampleを紹介したことがあったが、事前に用意しておいたそのようなソースに、文字列や、イメージ表示用のタグをちょっと記述するだけなら、後は、一定の場所に書き込んだら、ページは簡単に出来上がる。
(もしかしたら、そんなのうそだ。トップページからのリンクだって張らなくちゃいけないしという人もいるかもしれない。それは、Ajaxでも、document.writeでも、いいかも知れない。と思って書いている次第です。)
ごく普通のhtmlを、ほぼ手書きに近い形で作っても、自分にフィットした方法であれば、更新の効率は、別に「ブログの便利さにはお手上げだ。」などと考える事はないんじゃないかということを言いたいわけです。
むしろある種のブログには、再構築という更新手続きがあるために、ページ数が増えると、そのために、かなりの時間がとられてしまうということも、言われているhttp://www.koikikukan.com/archives/2004/06/12-013614.php
ドキュメントの公開という点を取れば、ブログも、普通のホームページも、やり方によっては、更新が必ずしも楽なわけではない。
また、一定の装飾的な表現が必要な場合は、movabletype系では、htmlタグの入力も必要で、普通のホームページを書くのと変わらない。
ブログのアドバンテージはどこにある。
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- 現実、スパムなどの問題で、トラックバックやコメント機能を無効にしているブロガーも多い。コレをアドバンテージだと言い切れるような使い方が、ブログ向きといえるのではないだろうか。
- 複数のコンピュータから更新が可能。
- ブログだけに限らないが
- カテゴリは、うまく使うと、情報の整理に、役に立つ。仕事上で使う資料など、今日は、日報の添付資料として使ったけれど、少し内容を変更すると、その商品の講習会の資料として使える。あるいは、ある商品を見積する時に、MSDSカードと共に、添付資料として提出するのに利用できるといった一つの文書や資料の使いまわしが可能なことは結構あり、Aというアクションを起こす時には、このグループの資料をぱっと取り出したい。Bというアクション用には、全然別の組み合わせの資料が欲しい。どちらかというと、ブックマークの話だが、カテゴリを設定する事でも組み合わせは可能。
意外とあほなブログ
ブログはネット上で更新するが、実際に使っていると、意外とあほな面もある。
例えば、下書きのプレビューは、有償のインストール型ブログでも、正確な公開画面を表示できなかったりする。
誤字脱字は、調べられても、正確に配置されているかとかは、実際に公開してみないとわからないのには閉口する
ブログは、ドキュメントを、割付先行で、後から記事を流し込むプログラムです。
ある意味では、表現上の制約になる事もあるでしょう。
今日のところは、望む使い方に適合しないカも知れませんが、明日には使えるようになるかもしれません。
適材適所で行きましょう。