W3C Recommendation memo

W3Cの仕様書にはいくつかの段階があり。どのような意味を持つのか調べてみたので、メモに残します。

:Noteノート: W3Cでは、W3C会員より提出された文書を公開するもの。従って、Noteとして公開された文書の内容は、W3Cが推奨も保証もしていない。

 
:Working Draft草案・ワーキングドラフト: 規格やテクニカルレポートなどの技術文書を作成する際に、その作成途中に仕様をまとめて議論の対象とする。この、議論途上の暫定的な内容を持つ技術文書を、ワーキングドラフトという。
 勧告候補に入る直前のワーキングドラフトは、特に最終草案 (Last Call Working Draft)と呼ばれる

:Candidate Recommendation勧告候補: 草案で策定した仕様が要求を満たしているか、広く一般に実装を呼び掛け、実装テストを行います。必要な要件を満たせば、勧告案に進みます。
候補であるため、意見が付けば、それによって内容が変更されることもある。

 
:Proposed Edited Recommendation 勧告修正案:


:Proposed Recommendation 勧告案 : 策定された仕様のW3C会員全体によるレビューが実施されます。レビュー期間は最低でも4週間設定されます。会員からの合意が得られない場合は、勧告候補または草案に差し戻されます

:Recommendation勧告 : 技術仕様において、すべての議論を終了し、意見の受付もすべて終了し、確定した文書を勧告と呼ぶ。勧告は、基本的に完全に確定したものであり、それ以上の内容変更が行われることはない。

W3CのDirector (技術統括責任者) を務めるTim Berners-Lee(T・バーナーズ・リーに爵位授与 - CNET Japan)の承諾を得て、勧告となる。

※ errata 修正情報  Superseded 更迭

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W3Cの仕様書等の文書の日本語訳集
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