CC:迷惑メール



私のところには、大量の迷惑メールが届く。しかし、CC:で来るのは珍しい。

「絶対読まないでください。」と題された会員制男女交際のメール。

このメールの真意はどこにあるのだろう。

メールアドレスは、7件ほどのCC:具体的なメールアドレスは公開できないが、

あるプロバイダの、同じサーバの、アルファベット順に並んだメールアドレス。

アドレスを読む限り、不作為に作成されたものというより、リストなどから、書いた感じになっている。

しかし、なぜ、7件なんだろう。

新手の演出か?



受け取った人が、更にこの仲の誰かに いたずらを始める事を期待しているのか?

少なくても、私の実在アドレスは、私のメールアドレスは、こんな形で晒されている。

プロバイダにこんなメールがありましたよ。と知らせておいたら、返事があったので、抜粋します。

この度お知らせいただいたメールは、不特定多数に大量配信される迷惑
メールの類と思われます。

従来迷惑メールは、ホームページ上で公開されている、もしくは登録された
メールアドレス宛に大量に配信されておりましたが、最近の傾向では
メールアカウント(@以前)の文字列をランダムに作成し、ドメイン(@以下)を
組合わせ「To」「CC」「BCC」や「From(送信者アドレス)」に設定して大量に
メール送信を行う傾向が多く見受けられます。

その為、メールアドレスを公開されていない場合でも、ランダムなメール
アドレスが偶然、**様のアドレスと合致し迷惑メールや広告メールが
届いてしまうことが生じます。

なお、大量配信される迷惑メールの多くは宛先不明としてリターンメールが
送信元に返されると存じますが、リターンメールとならないメールアドレスは
存在するメールアドレスとして認識され、その後も大量の迷惑メールが
配信される事態となる
可能性がございます。

迷惑メールの対応方法としては、メールヘッダ情報に含まれる「IPアドレス
から送信時に利用されたプロバイダを特定し、メール送信者(実施者)の特
定と対応を依頼するのが最も有効となりますが、海外経由で配信されるも
のも多く、送信元プロバイダへの対応依頼も難しいのが現状です。

メールを受け取った感想。

なるほど、極一般的な事柄なんだね。だから、まるで、定型文でもあるのかな、と思わせるようなきちっとした文章。

迷惑メールには、User unknown というメールを送ってやるべきだったのか。

その点は、考えた事がなかったぞ。


私の学習:迷惑メールは、無視しなさい。ちょっと昔の考え方かも

なぜプロバイダは、このような定型文書のような表現なのかを私なりに推理してみる。

その1。
メールを担当者が書くと、破綻のある文章になって、火に油を注いだり、意図しない事が起きる。

その2。
実は、送信されたメールヘッダーや、CCメールアドレスが、実在するかどうか、チェックはしている。
しかし、プロバイダとして、メールアドレスが実在するしないを、明言する事は、個人情報保護等の観点から妥当性を欠く。また、メールが実在した場合。メールアドレスが漏洩した事を想起させる。
また、その逆に、メールアドレスの不存在を証明するような行為も、同様かもしれない。

そんなこんなで、こういう返事になるのだろうと解釈する。

迷惑メールは非常に不愉快なものである事は間違いない。しかし、そのメールに怒り、対応をプロバイダに求めても、納得のいく説明は、あまりないだろう。







怒りは、燃えます。だから、後に残るのは、すすだけということが良くあります。と自分に言い聞かせた。

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