8月6日


今日は、原爆の日。また、仙台七夕の日。
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七夕は諦めて、お盆も近いので、墓掃除に、妻と出かける。
妻は、亡父が、夢枕に立ったといい。今回の墓掃除には、強い決意が感じられる。
箒、鎌、ライター、などを準備し、農家の直営店で、花と線香を仕入れた。

昨日は、仙台の花火大会。妻は、無類の花火好き。忙しくて行けるかどうか解らなかったが、
ちょっとでもみることが出来ればいい。
起っての希望で、車の中から、絶景ポイントを、目指した。

既に始まった花火の会場に、車を駐車するのは、困難なので牛越橋まで迂回し、広瀬川左岸を突っ切る。
至近距離での花火が腹に響いた。何層にも、バームクーヘンのように駐車した車の間をすり抜ける。

車窓ののどんぴかに、妻と娘が歓声を上げた。

おかげで、帰りは、方角的には、正反対の八木山を抜けて帰る羽目になり、睡眠不足だった。




妻と二人っきりの墓参は、お握りと、水。既に、車中で10時頃には、食べ終える有様。まるで遠足。

若干腰痛の兆しがあったので、私は、筋肉をやわらかくするって薬を飲んでいた。

おかげで、強烈な睡魔に襲われ、途中の杉の大木で有名な公園のベンチに横になった。

妻が言うには、30分ほど、寝込んだらしい。

車を走らせながら、「いびきかいていたか?」などと聞いた。
妻は、猫の話を始めた。私の寝ている場所に、1匹ずつ、2匹の猫が尋ねてきたらしい。

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1匹めは、一瞥して、いなくなり。2匹目は、私のいびきに、強いまなざしで、今にも攻撃するかのようなそぶりで、しばらく睨み、結局は、いっしょに、ダラーッとなっていたとのことだった。


何事もなかったように、またひたすら走り、走り。

夏の日差しを、もろに受け、やぶ蚊の、かゆみと、ねとっとした汗を流して、草を刈り、線香を手向けた。

帰路。妻が、「腹が減った。」と言い出す。腹が減ると、動物も、人間も気性が荒くなる。
「あんた、何で、腹減ったとか言わないの?。」とたしなめられる。
「私は、ちょっと、帰り道を変更して、あのラムサール条約で有名な、伊豆沼の近くを通って帰ることにした。観光地なら、何か食べ物探せるだろうと、、、」

「はす祭り」というのが開催されているという看板を見て、そちらに車を向ける。
関係者3名テントの中で、車座。観光客、見える範囲で5〜6人。 ガッデーム

何とか、スパゲッティの店を探す。
私は、ベーコンとほうれん草のスパゲッティを食べる。

そういえば、Bloggerは、Blogよく食事の写真載せけたりしているなぁ。
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俺もやってみよ。食事を終えてから、思いつく。

ついでなので、正面の妻の写真を撮った。後で、パソコンで見てみると、「すごい年をとった彼女がいた。」

こんなに年月が過ぎていたのか? 妙な悔恨と、彼女に背負わせてしまった。あまり幸せでもない年月に、漠然とした でも強い焦りを感じる。


墓に参っては、自分の不徳を、先祖にわび、共に馬鹿いいながら、連れ添った妻にも、

彼女には、気づかれないように、わびた。

今日は、トクベツにじりじりとした暑い日だった。

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