WordPress Theme Raindrops 1.000

昨年のクリスマスに、Raindrops 0.999 年初に、1.000 

現在 1.002がレビュー審査を終了して、ライブ待ちです(ライブというのは、WordPressサイトからインストールできるようになる事)


昨年末からの変更は、従来のxhtml1.0に加えて、html5をデフォルトサポートしました。

ページ幅も950px固定から、fluid + resposive としました。(xhtmlは、functions.phpの設定を変更すると従来どおり使えます)


レスポンシブレイアウトに対応し、固定フロントページを1枚追加しました。


1.002では、ポートフォリオタイプの固定フロントページを追加しました。


バージョン1.000を歓迎してもらえたのか、ダウンロード数は現在ご祝儀相場のようで、少しうれしいです。




Raindropsを使ってくれてありがとう



今年もよろしくお願いします。


テーマを使っている人から見ると、文書型コロッと変えたり、レスポンシブにしたり、節操ないぞと思っているかもしれません。



で、このテーマをどのように、修正したり変更したりしているのかという事について、簡単にメモしたいと思います。


公式テーマを作成すると、テーマのサイト、作者のサイトが必要になります。


ダウンロードしてテーマをカスタマイズする人たちの、一部は、サイトを訪問してくれます。


これらの、Raindropsユーザーのサイトを拝見して、レイアウトの崩れや、エラーなどが発生していないかどうかをチェックする事が、開発上の重要なポイントになっています。


私は、Raindropsを使ってくれている人たちが、どのような機能を使って自分自身のサイトを構築しているのか、(例えば、ページ幅であったり、配色であったり、管理パネルやfunctions.phpで変更できる機能のなにに着目して使ってくれているのかという事柄です)


Raindropsには、詳細な説明書というものがありませんから、パッとテーマのファイルを読み込んで、一瞬で特徴を判断し、公開していない機能を使ってサイトを作り出す 驚愕のユーザーも、デフォルトのまま、使ってくれているユーザーもいるのですが、


皆、私に対して強いメッセージを伝えてくれます。


また、フォーラムでのフィードバックも、改良の大事な素材になっています。


例えば、ここ最近の変更に、css word-break の変更があります。

私は、日本語を使っているので、単語の途中で改行される違和感というものがよくわかりませんでした。

しかし、「投稿タイトルが、単語の途中で改行されて困っている」という質問を時々受けており、その都度直し方は説明してきましたが

やはり、英語圏の人から見ると、相当おかしいのかもしれないと合点し、小さな変更をしてみたりという事をしました。


カスタムヘッダー画像が、一部のユーザーでエラーになっているのも、ユーザーのサイトで発見したバグでした。

ワードプレスでは、画像を、年月ホルダーに保存する事を選択できるようになっていますが、テーマがそれに対応していませんでした。

最初は、他のプラグインなどとのコンフリクトかなんかかなと思っていたものでしたが、テストの過程で、年月アーカイブをセットしていたもので、状態を再現できた事で、fixできました。




html5をデフォルトにしたのは、google trendや、従来のhtmllintサイトの閉鎖などを見ていて、自分が「確定しているルール」にこだわっていたものが、「頑固」に思えてきたという点もあります。



このテーマにとっては、文書型変更やレスポンシブレイアウトは、ちょっとした冒険でしたが、今年の走り出しに限れば、ユーザーはこの変更を受け入れてくれていると思いました





私は、ユーザーに学ぶ事で、やっとこさ このちっちゃな開発を維持しています。

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