WordPress Theme Raindrops 0.994
WordPressのテーマ、Raindrops0.994が今日の昼間ライブになった
バグを作ってしまった0.993は、私にとっては、今年最後のおすすめ機能を搭載していただけに、なんともいえない気持ちだったが、これで、ようやく問題のないものを利用してもらえると思うと、少しだけ安堵した。
フリーのテーマファイルは、選びきれないほどあります。
弁解の余地はありません。
ユーザーにとっての関心事は、「それが、自分が利用するに足る テーマかどうかだけです」
「今年最後のおすすめ機能」をユーザーが発見し、利用し始めてもらえるかどうか予想できません。
その機能とは、カスタムフィールドにcssというフィールドを作ってスタイルを、記述してもらえると、シングルページだけでなく、カテゴリや、indexページなどのリスト形式で表示するページでも、それぞれの投稿ごとのスタイルが、確実に適用されるという機能です。
具体的には、タイトルの色を変更したり、投稿日や投稿者が表示される部分を投稿ごとに表示したり非表示にしたりコントロールが出来ます。
もちろんコンテンツのスタイルも同様です。
多くの、ワードプレスを含めたCMSは、コンテンツを、一定のレイアウトの中に流し込む形式で作成されます。
しかし、本質的には、コンテンツそのものは、その内容から必要とするレイアウトや配色を持っています。
それを画一的なレイアウトの中に流し込むという事に疑問を持っていて、そこを乗り越えていく方法がないかどうかというのは、長い間の私の課題でした。
つい最近まで、ここの投稿のスタイル指定は、コンフリクトするので、シングルページでしか使えないものだと、半ばあきらめていました。
が、偶然見かけた日本語フォーラムでの質問に答えようとした事が、見直しのきっかけを作ってくれました。
カスタムフィールドに入力した、概要文をヘッダーに埋め込みたいという質問があり、丁度開いていたテーマのcssをヘッダーに埋め込むコードを確認したところ、自分のテーマなのに、なんという bad coding をしているんだろうとびっくりした事が始まりでした。
しばらく、へんてこなコードを眺めながら、どうしてこんなコード書いたんだろうと、考え始めていました。
ふと、シングルページだけでなくスタイルの適用が出来る事に気づき、WordPressには、そのような事に対するインフラもすでにあるという事がわかりました。
テーマの初期に書いていたbad codingと、質問の二つの偶然がなければ、多分、このような事を思いつく事はなかったと思います
テーマになにが欠けているのか、なぜ受け入れられないのか、テーマでやるべき事はなになのか、考える事があります
持っている発想力の脆弱さに、打ちひしがれるばかりで、時々、偶然のヒントをもらう事で埋め合わせています
簡単に破綻するんじゃないかとか、思いをめぐらした挙句、ユーザーの洗礼を受けると決めました。
ユーザーの多くは、そのような機能があることにも気づく事がないのかもしれません。
Raindropsには、あるべき機能だと考えています。私は、制作者でもありますが、Raindropsのファンの一人です。
私が利用するに足るテーマでなければなりません。