WordPress Theme Raindrops 1.103
Raindropsというのは、WordPressのテーマファイルなのですが、
Raindrops 1.103では、テーマのルールに適合させる為のアップデートを行いました
Raindropsは、自動配色機能を実現するために、PEARを使っているのですが、WordPressでは、クラスやパブリックなメンバー関数には、すべてプレフィックスを付ける事というルールが追加されたため、プレフィックスを付けなければならない
どっかに、間違いがあるんじゃないかとか不安にもなり、ウィークリーアップデートをやめて、テストにもっと時間をかけるべきかどうかなど悩んだ挙句、「気合だ」と、定例のアップデートで、変更する事にした。
php5.2 シングル、 php5.3シングル、 マルチサイトテスト、超項目数の増えた自家製ユニットテストが終わり申請した。
今朝、ライブになっていた。
念のため、サポートを確認すると、アップデートしたらエラーになったという質問があった。
エラーコードを見てみると、原因は、自分のミスコーディングである事はすぐに解ったんだけど、どうしてこのエラーが、テスト段階で出てこなかったのだろうと不思議だった。
テーマサイトで、バグの存在をレポートして、再テスト、今もってる環境で出来るすべての事を行って、再申請した。
レビューチームは、特別に素早くレビューとライブの処理をしてくれた 35分間の出来事だった。
1.102の時には、Twitterで、私をフォローしてわざわざ、メッセージをくれた人がいた
「Raindropsはいいテーマだが、word-breakの処理は、最悪じゃないのか、デフォルトテーマ使う事にするよ」
見知らぬその人に、「英語を使う人たちには、そんなに違和感があるのか?」とたずねた。
彼は、「私の間違いを気づかせるために、テーマをRaindropsに戻したので、よく研究してみてくれ」と、メッセージをくれた。
これまでも、英語圏の何人かの人から、ワードブレークの処理の変更方法を、尋ねられた事などを思い出しながら、
単語をスペースで区切る文化の人たちにとって、単語が途中で改行される違和感は、日本語を使う私たちの感覚とはかなり異なるという事に、合点がいった。
結局日本語のユニットテストを追加したりして、レビュー申請をした。
スタイルルールにすると、ホンの数行の事ですが、私とRaindropsテーマにとっては大きな収穫でした。
英語圏の人が作ったテーマを日本語にすると、なんか違和感があったりしますが、
そういうことは、英語圏の人にも常にあるんだなぁ と、理解する事が出来た。
Raindropsは、まだまだ、未熟で、超えなければいけないハードルは、次々出現する
Raindropsを通じて、学びの場を与えてくれる レビュアーやユーザーに深く感謝する