WordPressテーマ Puddle

昨日、RaindropsのチャイルドテーマPuddleテーマレビューチームの審査を通過して、ライブになりました。



一般には、チャイルドテーマというとstyle.cssで、見栄えやちょっとした配色の変更を行うもの、「親テーマで納得できない部分を、修正するもの」といった感じで受け止めている人も少なくないのかもしれない。




実践に即したチャイルドテーマの作法などといった情報が少ない感じもしていて、親テーマがチャイルドテーマをサポートしていると入っても、style.cssでちょちょっとやる程度のことしかサポートしていないのに、「やっぱチャイルドテーマ使おうよ」といった空気が漂っていたりして



Raindropsのチャイルドテーマは、このようにして開発していくといいよといったメッセージをこめたチャイルドテーマを公開しておいたほうが、いいのではないかと考えるようになりました。



詳細な説明書も準備できないので、Puddleのコードを眺めてハハンと思ってもらえばいい



Raindropsは、チャイルドテーマまで作る必要性があることって何なのか?



Raindropsに限ったことではないのですが、Raindropsは、YUI-2(ちょっと古い)をベースにして、CSShackを書き換えて使っている。font.cssやgrid.cssやリセット用のcss等複数のファイルを、ヘッダーの呼び出しています

style.cssが一枚だけなら問題ないのですが、Raindropsでは、チャイルドテーマからそれぞれのcssをオーバーライドできるような作りにしてある。


このようなことから、Codexにあるような、

@import url("../twentyfourteen/style.css");

は必要なく、親テーマのcssは、自動的にインクルードされるようになっているといったこと



チャイルドテーマでカスタマイズしようとした場合、date.phpというテンプレートが気に入らなかったら、自分の、date.phpをチャイルドテーマに含めればいい。ということになりますが



カスタマイズしたテンプレートをどんどん追加していったら、それらのテンプレートは、親テーマのテンプレートの更新と切り離されて、親テーマのメンテナンスの意味が、どんどん薄まるわけで、それ以外の方法も必要だろう



つまり、チャイルドテーマで、テンプレートを追加しないで、date.phpのテンプレートの割り当てを解除する方法とかがあると、さらにいいということになります。



WordPressの本体には、背景色(画像)を変更することができる機能などがありますが、この機能を生かしていこうとすると、(例えば、最終背景色が決まるまでの過程で)背景色は、自由に変更できるが、ボックスシャドーは、style.cssで、どんな背景色のときでも、グレーのまま、なんてことになると、おかしなことになったりします。



いきなり、CSSプリプロセッサーまで飛躍しますか?



WordPressの本体には、ヘッダー画像の設定ができますが、基本的には前頁おんなじ画像



カテゴリや、タグアーカイブでは、せめて違う画像を使いたいとか思うのは、よくあるでしょ



ブログ用の、だだだっと縦に連なったコンテンツの表示以外にも、グリッド表示したいなとかも よくある




アイコンが気に入らないけど、これ全部親のスタイルをひとつづつ書き換えるわけ? とか


だったら、チャイルドテーマに、画像ホルダをコピーしておいて、画像を変更すればいいだけにしてやろうとか、




諸々の、めんどくささに対応するため、 zipで 7M超の ドデカチャイルドテーマが誕生する運びになりました。




なに?シンプルじゃない? バサッと削って シンプルにして使ってね、


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